分譲マンションにお住まいの方から、こんな話をよく聞きます。
「修繕積立金が足りないから、借入をして大規模修繕をやりましょうって言われてるんです」
……正直に申し上げて、私たちはこの話を聞くたび、モヤっとした気持ちになります。
資産価値を守るための工事で、借金を背負うって
大規模修繕工事は、本来マンションの資産価値を維持し、住まいを長持ちさせるための工事です。
それなのに、借金をしてまでフルスペックの工事をすれば、住民の皆さんは返済負担を抱え、次の修繕期には積立金がさらに足りなくなる。資産を守るはずの工事で、家計も組合の財政も苦しくなる——これって、何かがおかしくないでしょうか。
それでも「計画通りにやりましょう」「借入で対応できます」と提案され続けているのが、今のマンション修繕業界の実情です。オーナーの皆さんが「なんとなく腑に落ちない」と感じられるのは、当然のことだと思います。
現場を見れば、省ける工事は結構あります
私たち百年組は、自社で職人を抱えて現場に立っている立場です。だからこそ、はっきり言えることがあります。
仕様書通りの工事のうち、今やるべきものと、次回まで持たせられるものは、ちゃんと現場を見れば判断できるんです。
塗装のグレードを一段調整すれば十分なケース、打診調査の結果、全面打ち替えではなく部分補修で足りる箇所、シーリングの打ち替え範囲を絞り込める外壁——こうした判断を一つひとつ積み重ねれば、予算は大きく変わります。
「計画書にあるから、全部やります」ではなく、「建物の状態を見て、本当に必要な工事を選ぶ」。それだけのことなのですが、業界ではなかなか実践されていないのが現実です。
予算に合わせて、一緒に考えさせてください
百年組の姿勢はシンプルです。
今ある積立金の範囲で、建物の寿命を最大限延ばす工事を、オーナーの皆さんと一緒に組み立てていく。足りないから借りる、ではなく、予算の中で最大の効果を出す方法を考える。必要なら「今回はここまで、次はこの部分を」と段階的にご提案もします。
大切な資産を守るための修繕で、借金という新たな負担を背負ってほしくない。
その一心で、私たちは現場に立っています。もしご自身のマンションの修繕計画に少しでも引っかかりを感じておられるなら、一度ご相談ください。職人の目線で、誠実にお応えします。












